引き出物宅配を利用する時のメリット
最近利用者が増えている引き出物のネット配送。
わたしがゲストで参加した結婚式でも、ネット通販を使っている人がいてとても便利だなと思いました。
自分も使っておけばと少し後悔しています。
そんな引き出物のネット配送サービスのメリットは以下のとおりです。
- ゲストの荷物が減る
- 費用が安くなる
- クレジットカードが使える
- 手さげ袋代金が不要
- 持ち込み料が基本的にかからない
- 選べる種類が多い
- 送り分けがしやすい
順番に説明します。
メリット1:参列者の荷物が減る
参列者からすると荷物が減るのでかなり楽になります。
結婚式に初めて参加された方にとっては、引き出物を貰った方が嬉しいと思うのが正直なところかもしれません。
かく言う私もそうでした。
でも、何度も参加していると邪魔に感じてくるんですよね。
例えば、こんな風に思ったりします。
- 単純に重くて持ち歩くのがしんどい
- 二次会に持っていくのが面倒
- 電車やバスで移動する時に邪魔
- 上着やカバンがある上に引き出物も持ち歩かないといけなくなり荷物だらけになる
- 無くしてしまう(実際に私は経験ありますw)
- 雨が降っていると困る
- 移動の途中で割れてしまうのではないかと不安
引き出物宅配にすれば、こうした煩わしさから解放されます。
メリット2:費用が安くなる
新郎新婦にとってもたくさんのメリットがあります。
通販の配送サービスを使った場合、多くの場合費用が安くなります。
結婚式場で手配すると引き出物を定価で購入することになってしまいますが、宅配の場合、値段を安くしている業者を選ぶことができます。
一定額以上購入した場合値引きしてくれることもあり、そういったサービスを提供している業者から購入すれば費用を安くすることができます。
メリット3:クレジットカードで決済できる
引き出物宅配の場合、クレジットカード決済ができます。ポイントも貯まります。
引き出物の価格は一人あたり平均5000円近くかかります。仮に参列者が40名いると仮定すると、引き出物代は20万円かかります。
クレジットカードのポイント還元率が1%だった場合、20万円の引き出物をクレジットカード決済にするだけで、2000円分のポイントが貯まるのです。
支払った額に比べれば大きなものではありませんが、現金払いにするよりはポイントが貯まる方がいいですよね。
結婚式場で引き出物を手配する場合、多くはカード払いできません。その点、オンラインサービスであればクレジット決済が可能なため、ポイント還元というメリットを享受できるのです。
メリット4:紙袋代が不要
引き出物用の紙袋代は500円ほどします。場合によっては700円の場合もあります。
このように、意外と費用がかさんでしまうのです。
私自身、結婚式場に紙袋を手配したことを失敗だったと今更ながら思います。
ネット通販の場合、引き出物を頼むとまとめて参列者の自宅へ配達するように手配してもらえるので、そもそも紙袋を用意する必要がありません。
メリット5:持ち込み手数料がかからない
自分の選んだ引き出物を結婚式場に持ち込もうとした場合、持ち込み料がかかります。1点あたりおおよそ300円~500円はかかります。私たちが披露宴を開いた結婚式場も持ち込み料を請求してきました。
他のブライダルフェアにも何件か行きましたが、どこも持ち込み料がかかると言われました。
なぜ持ち込み手数料がかかるのでしょうか?
理由は引き出物を袋に詰めたり、贈り分けするのに人出がかかるからです。贈り分けするためには参列者ごとに袋詰めし直さなくてはなりません。引き出物を座席に配置する時にも手間がかかります。こうした手作業に関して人件費がかかります。結婚式場はこういった人件費を持ち込み手数料として徴収しているのです。
しかし、宅配を利用する場合、ほとんどの結婚式場は持ち込み料を請求しません。
では、引き出物宅配業者を利用した場合でも持ち込み料を請求してくるような結婚式場だった場合にはどうすれば良いのでしょうか。その時は宅配業者の「結(ゆい)」を使いましょう。「結(ゆい)」とは結婚式場に請求された持ち込み料を補填してくれるサービスです。
メリット6:引き出物の種類が多い
引き出物宅配の場合、取り扱っている商品やブランドが多いため選択の幅が広がります。
できることなら自分が贈りたいものを選びたいですよね。
一般的には参列者に負担がかからないように重い引き出物を選ぶことは極力避けます。しかし、宅配の場合は重量に関係なく送ることができます。そういった点でも商品の選択の幅が広がります。
メリット7:贈り分けしやすい
参列者に気を使うこと無く贈り分けができます。
会社の同僚や上司、親族、男性・女性に応じて贈り分けする人が多いです。私たちも贈り分けしました。贈り分けとはお渡しする方に応じて引き出物の商品を変えることを言います。
披露宴当日に引き出物を渡す場合、見た目だけで明らかに中身が違うということがすぐにわかってしまうというリスクがあります。
しかし通販サービスを利用すれば気にする必要がありません。色や大きさも変えることができます。
メリット8:サンクスカードを同封できる
多くの宅配サービス業者は無料でメッセージを同封してくれます。写真付きのサンクスカードやかわいいデザインのサンクスカードなど種類も豊富です。
引き出物や引き菓子のパッケージについてもおしゃれなものやかわいいものがたくさんあります。結婚式場で手配するよりも選択の幅が広がります。
引き出物宅配を利用する時のデメリット
引き出物をネット配送サービスにした場合、当然のことながらメリットだけではなくデメリットもあります。
デメリットにはこのようなものがあります。
- 送料がかかってしまう場合がある
- ご年配の方の中には配送されることに対して不満を持たれる方がいる
- 参列者の住所を1件ずつ入力しなければならない
詳しくご説明します。
デメリット1:送料がかかってしまう場合がある
通販のため送料がかかる場合があります。1件あたり平均500円ほどしますので、大きな負担になります。とはいえ、多くの通販サービスの場合、一定の条件をクリアすれば送料無料となることがほとんどです。
例えば、1件あたりの引き出物の値段が4000円以上であれば送料無料、といった具合です。
引き出物を購入する場合、1件あたり5000円ほどしますので、ほとんど場合、この条件をクリアしてしまいます。
もし、このケースのように4000円以下だと送料が発生する場合、カードタイプのカタログギフトであれば、金額にかかわらず送料がかかりません。
デメリット2:ご年配の方の中には配送されることに対して不満を持たれる方がいる
「披露宴当日に引き出物がないのは非常識だ」と不満に思われる方もいらっしゃいます。
特に親族の中にご高齢で昔の慣習に厳格な方がいらっしゃる場合には注意が必要かもしれません。こうした場合は披露宴当日に「披露宴が終了した後で引き出物は配送される」という点を伝えましょう。きちんとご説明すれば納得してもらえます。昔と比べて今は変わった、ということを理解してもらえれば、これだけのことで不満に思われるとは思えません。
最近では「へぇ~、そんな風になっているだぁ~」と思われるだけです。
そもそも宅配にしただけで不満に思うような人は面倒くさがり屋な人が多いのです。いちいち構う必要はありませんw
デメリット3:参列者の住所を1件ずつ入力しなければならない
通販を使う場合の一番のデメリットは住所入力です。
参列者の送付先住所や電話番号を1件ずつ入力しなければなりません。
住所や電話番号については招待状を送る時点で把握しているので、その点については問題ありません。問題はその住所を1件ずつ手入力でパソコンに打ち込まなければならないことです。
まとめ
人によってメリット、デメリットの感じ方は違うと思います。
従いまして、自分にとって宅配の方が良いと思えばそちらを選べば良いし、そうでなければ披露宴当日にお渡しするのが良いでしょう。
私は断然宅配をおすすめします!
なぜなら披露宴が終わった後、手ぶらで帰れた時の感動があったのと後日宅配で届いたときのワクワク感がたまらなかったからです。
本当にオススメの引き出物宅配サービスをまとめたので、こちらの記事もどうぞ。
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